ご機嫌ななめ

国は多くの批判を受けてようやく医師の数を少しずつ増やし始めましたが、それでも全国的に医師の数はまだまだ不足している状況です。
しかし病院や医療施設では医師の配置基準というものがあり、入院患者や外来患者の数に合わせて医師を置かなくてはなりません。
そこでおこなわれるのが非常勤医師の常勤換算というものです。
これは常勤医師だけを人数に入れるのではなく、非常勤医師の勤務時間も常勤医師の勤務時間に換算し、配置基準を満たすように計算することです。
このような非常勤医師の常勤換算をおこなわなくては、医師の配置基準を満たすことのできない医療機関というものが数多く存在しているのです。
医療事故や医師の過労死を防ぐためにも、早急に意思の数を増やすことが求められています。